魚返しは取水口の底部に、垂れ下がり壁を設置して魚の進入を防ぐために取り付けます。
魚返しなんていう言葉は専門用語ですよね。なかなか日常生活では使わないので面白いです!!
設置する場所は上にも書いた通り取水口の底になるので、まずは掘削から。
掘削後は設置箇所の躯体面を削孔します。
位置や深さを間違いのないように確認しながら、慎重に慎重に・・・。
削孔をしたところにケミカルアンカーを差し込んで、魚返しをアンカーボルトで固定して設置。
一緒に誘導ロープ用の固定金具もケミカルアンカーの下に差込み完了!
上では鋼矢板を引き抜くための準備を進めているので、鋼矢板があるうちに作業をしないと!
一致団結して作業を進めています。
法覆(のりふく)工は、堤防や川岸の斜面を覆って水流による堤防の浸食を防ぐために行われる作業です。
主に、コンクリートブロックなどで覆うことが多いです!法面を保護する役割ですね。
法面整形をした後に、吸出し防止シートを敷いた上から今回は階段と連節ブロックを設置します。
ここで豆知識!同じブロックでも斜面の勾配によって施工方法が変わったり、
ブロックがマット状になっているものを使用したりと、現場の状況によって種類がいくつかあります。
今回はその中の連節ブロックを使いました。ブロックは並べるだけではなく、鉄線で連結をさせていきます!
材料検収の時の写真(左)(すぐ下の写真)を見て頂くとブロック側面に穴がありますよね。ここに鉄線を通して連結しています。
設置している写真にも鉄線が写っているのが見えるのでしょうか??
那珂樋管(魚類迷入防止対策)整備工事の現場がスタートします。
周辺住民の皆様及び近くを利用される方、できる限りご迷惑とならないよう一生懸命に現場を進めていきます。
何卒、よろしくお願いいたします。
さて、実際にスタートするといってももちろんいきなり工事が始まるわけではありませんよ。
工事を始める前にやらなければいけない事・確認しなければいけない事が山ほどあるわけです。
写真はその一例ですが、着手前の測量や各関係機関に現地の確認をしてもらっている状況です。
工事に着手してから電線切りました~とか高さが、位置が、違いました~というわけにはいきませんからね。
下準備から真剣に何項目も確認事項があるわけなのです!!
さてこれから現場で起こるたくさんの〇〇をここから発信していきます。